2008年07月03日(木)

社会教育会館・大ホール(3F) 18:00〜21:00
指揮:中嶋 民男
18:00 集合・個人練習
18:40 チューニング・基礎練習(Cond.中嶋)
フィガロの結婚
夕焼けこやけ
木陰の散歩道
大仏と鹿
20:00 休憩&連絡
20:10 パート練習
20:45 大仏と鹿(Cond.中嶋)
21:00 練習終了・後片付け
今日は、中嶋先生による基礎、チューニングです。低音から、一人ずつ重ねていく手法で音作りをしていきました。ここしばらくの練習ではなかなかしなかった方法のチューニングですが、私が団員だった頃は毎週毎週、繰り返しやっていた思い出のチューニングです。とても緊張しますが一人一人の音色を作っていくいい機会なのです。
チューニング中で、「高いか?低いか?」と言われた時には「高い低い」を最初からわかる人は数少ないことでしょう。私も未だに他人の音は時々間違えます。だけれど、高いと思って低く調節したら、ずれに必ず変化が出ます。
チューニングの目的の一つは、いい音で音程のずれをなくすこと。ずれに変化が出て、大きくなれば逆に修正すれば結果としてずれはなくなります。
最終的にずれがなくなればいいので、最初は間違った方向に進んでもいいのです。ただ、ずれているのにそのままなのは、最終的にずれがなくなることに結びつきません。
チューニングでは、自分の一番いい音の演奏しやすい状態でやることが大切です。そういった状態から修正した状態で合わせたとしたら、一曲まるまるそんな状態で演奏しなければなりません。(でないと結局あっていない!)
チューニングの中、中嶋先生が業を煮やして、A.Saxの楽器を借りて吹きました。正直に言うと、久々にA.Sax本来の楽器の鳴った音色を聞いた気がします。ちなみに中嶋先生はA.Saxではなかったはずです。
全員があれぐらい響くとコンクールはまず大丈夫と思います。響くのは楽器全体だけでなく自分の体も共鳴させて初めて楽器の音が鳴って聞こえます。
最終的なチューニングの仕上がりは、音色として以前よりは安心できるものでした。このままでは、まだ足りませんが、すごく前進していて、木曜組らしさが見えた気がします。
チューニングの後は、フィガロの結婚。練習は2回目になります。中間にある、再現部(再現「部」というには小さすぎますが、初めの形に戻ってくるところ)で一度止めはしたものの、さらっと流しました。
練習中、実は回数を3回目と間違えていて、少し物足りなく思っていたのですが、2回目であったことを考えると、前回読めていなかった箇所をさらってきていて、むしろ良かった部類でした。
続いて、夕焼けこやけ。さらっと通したように見えますが、木曜組に何年もいたらわかる「いつもの」パターンの曲作りの指揮をされていました。次の木陰の散歩道もそういうところがあります。1年生2年生の人は、譜読みも大切ですが、指揮を読むことにも挑戦してみて下さい。
でも、しっかり団員の中でそういった「ゆれる」場所や指揮でこうしてほしいと振っているところに反応している演奏ができていて、木曜組らしい一面を久々に見ることができてうれしかったです。
歌の部分、最近の団員は暗黙の了解で「らーらら、らーらーらーら〜」と歌っていますが、中嶋先生の指摘の通り、楽譜上では「Du」です。実は、音がこもって聞こえにくいという理由から「La」になった年があってから、しばらく「La」で歌うのが続いていました。今年は、久々に「Du」になるかもしれませんね?(実は「Lu」で歌っていた時期もあるのですよ。)
3曲目は、木陰の散歩道。さらっと通しましたが、この曲でも中嶋先生は色づけをしていました。その色づけの一部を読み取れてないときの中嶋先生の一瞬の残念そうな顔を見てしまって、私もちょっと残念な気持ちになってしまいました。
少なくとも私が覚えている限り、それぞれの年の木陰の散歩道の最初の合奏で「いつも必ず」している色づけなので、卒団生としては団員に反応してほしいところではあるのでしたけれど、次回の木陰の散歩道の合奏に期待しておきます。
それはそうと、今年は口笛になるかどうかが非常に気になる曲でもあります。
そして、前半最後は、予定を前倒しして大仏と鹿の合奏。ひたすら、しっかりした音色で演奏することを念頭にした合奏でした。それぞれの箇所で濃密な内容でしたが、次回にぜひそれを活かした合奏になると演奏のレベルは上がっていきます。
あまりに熱が入っていた為に休憩に入るのが大分遅れてしまいました。(でも、途中で切るのがもったいないくらい集中力が高い状態での合奏でした。音も良かったですし。)
休憩をはさんで、今度はパート練習。それぞれのパートにわかれての練習でしたが、それぞれのパートで思う課題をできていたのではないかなと思います。パート練習は、パートでもつ共通の課題を克服するのと、パート内での息の使い方をお互い知ることができます。
普段の合奏よりも横の人、同じパートの人の癖や、息の使い方をお互いに感じるいい機会です。次回の練習にもパート練習の時間を入れる予定ですので、是非活用して下さい。
パート練習がそれぞれ段落がついたところで、合奏再開です。後半の合奏の初めは、本当に木曜組らしさがでた音色だったと思います。前半の終わりと同じく濃密な合奏で、あっという間に時間が過ぎていきましたが、前へ前へといった方向性で少し、息があがってきていたのではないでしょうか?
息があがっていると無駄な力があって、音が響かなくなるので、多分その分をうまく抜くことができれば今よりさらに響いてくれると思います。
最後に曲を通して締めくくりました。息があがっていたとはいえ、ここ最近では、わりといい音ではなかったでしょうか。
今日は最初に戻って、
「楽器にしっかり息が入る感覚を大切に」
思ってもらえたらなと思います。
(井上雄) |
2008年07月10日(木)

〜保護者会〜
【保護者会】
社会教育会館・会議室(2F) 19:00〜20:15
19:00 保護者会
20:10 保護者会終了(大ホール(3F)へ移動)
20:15 練習見学
21:00 練習見学終了
【通常練習】
社会教育会館・大ホール(3F) 18:00〜21:00
指揮:中嶋 民男、並川 貴之
18:00 集合・個人練習
18:30 チューニング・基礎練習(Cond.中嶋)
18:40 チューニング・基礎練習(Cond.並川)
星条旗よ永遠なれ
マーキュリー
19:40 パート練習
20:00 休憩&連絡
20:15 木曜日の行進曲(Cond.中嶋)
大仏と鹿
21:00 練習終了・後片付け
【保護者会】
今日は、保護者会でした。
保護者会の開始時刻は19:00。
なかなか、大人の方には外出しにくい時間帯とは思いますが、多くの方に来ていただきました。
保護者会自体は、予定の時刻より少し遅れてから始まりました。
団長から、挨拶の後に続いて幹事の紹介、そして、説明へと進行していきました。
普段の日記では、多くの言葉を書いている私は、説明では長くなってはいけないと思い、要点をまとめた形と思っていましたが、どうも抜けている点があったようです。それらを、後でさりげなくカバーしてくれている他の幹事の方が非常にありがたい存在でした。
そんな説明の中、技術委員幹事が仕事の関係で遅れて到着。説明には間に合ったものの、仕事で声を枯らしてしまっていて、あえなく代役での説明になりました。それでも、その枯れた声での挨拶が場の雰囲気を和らげてくれていたのは、もともと持っている雰囲気のおかげでしょうか。
最後に保護者の方の自己紹介がありました。保護者の方の中に吹奏楽経験がある方が多くおられました。木曜組も20年。いつか保護者会に卒団生が来る日が、そう遠くないのかもしれません。
保護者会終了後は、合奏の様子を見学していただきました。どのような思いを抱かれたか気になるところではあります。
(井上雄)
【通常練習】
本日は木曜組の保護者会ということで、前半の練習中はお越しいただいた保護者の皆様に木曜組の組織や日々の活動について幹事の方々がプレゼンテーションされていました。私たちが音楽活動でできるのは保護者の皆様のおかげでもあります。今回は多くの保護者の皆様にお越しいただき木曜組についての疑問や心配事を解消していただけたなら幸いです。
保護者会に中嶋先生が参加されるということで、今回の前半の合奏は久々に並川さんによる音色をつくる合奏となりました。
と、その前に中嶋先生が少しだけ本日一番の音を確認されました。音色のない音ばかりで音の方向性もなくただ自由気ままに、いや、それ以前に自由にするほどのエネルギーもない喘ぎ声のようでした。私は通り一遍の音程への関心は皆無ですが、方向性や倍音のバランスを欠いた音を我慢することはできません。中嶋先生が若干のチューニングを行い並川さんの合奏が始まりました。
まずはメロディーラインとなるクラリネットに並川さんの手が入ります。
日ごろからコンクール間近となると譜読み譜読みと言われ、音程を合わせろと言われどんどん基本を忘れて中身のない音になっていってしまいます。そういった本末転倒な状態に陥っている私たちに対して並川さんはお腹を張った状態で吹く、つまり重心を下げて息の速さを上げながらかつ音の密度を高くし方向性をもたせることをおっしゃられました。
楽器の先から放たれた音がただ垂れ流されるのではなく、少しでもエネルギーを持ちスピード感を持ってくると全く統一感の欠けらもなかったクラリネットの音がまとまり始めました。そこで凄く進歩したように見えますがまだまだ序の口です。音の方向性が少し同じ向きになっただけで、音色はまだまだ存在しない無色の状態です。
そこで並川さんはお腹の支えとともに音を親指で一点を集中して押すようにおっしゃられました。これは倍音が広がってしまわないように音を収束させて高密度の線状にするということなのですが、これがまた難しいのです。一朝一夕でできるものでもなくもちろんこのときは少し音に速度がついた程度で終わってしまいましたが、日ごろからこういったイメージを大切に練習していくと音色のある抜けのよい音になると思います
次にアルトサックスもクラリネットと同じように吹かされました。
サックスという楽器は最近できた楽器であるためにシステム上は非常に優れた楽器ではあるのですが、音色に難があり少しでも音が散ってしまうと邪魔にしかならない楽器でもあります。その反面素晴らしい音色を発すればバンドのサウンドを引き立ててくれる楽器です。
だからこそサックス吹きは自己主張するときは音色に人一倍気を使いましょう。ただ、音色にも幅があるわけではないので追求しすぎると穴にはまってしまうかもしれません。
そしてトランペット。音形がいびつで全く抜けてこない音でした。
まずは音が飛ばなくては意味がありません。その上で音の密度を高めるわけですから今の音では合奏中に埋もれてしまいます。
また、トランペットはある程度のラインまで吹かないとうっとうしい音になってしまうので日々の鍛錬を要求したいです。まずは荒くてもよいから抜ける音を、そして音色を付けてほしいです。
久々に中音も取り上げられました。
全体に音色を持っている人間とそうでない人間がごった返しになってしまい残念。中低音は自分の周りだけで音が鳴ってしまい、客席ではこもった音にしか聞こえないといった状態、いわゆる自己陶酔に陥りやすいので注意が必要です。
まずは音に方向性をもたせ、音色を持たせましょう。ホルンの坊主の方はもう少し音を収束させる必要がありますね。
この後、全体で3Dの半音階練習を通しましたがなかなか難しいです。あのスピードで半音階といいながらも調性を出すのは至難の技です。指を慣らすことが目的ではなく、音の変化を意識させることにポイントがあるように思います。目先のテクニックだけではいけませんよ。
並川さんには珍しく、わかりやすいEsDurの練習をしました。この調は明るく非常に親しみやすい雰囲気を感じますね。そういったものをみなさんは感じていたのでしょうか。
音階の頭のEsを伸ばしてみるとテンポ感がありませんでしたね。ここでもエネルギーを持った音を忘れないでおきましょう。自己陶酔の音ではいけませんよ。
3Dでの1,2番を一緒に練習しましたが、EsDurの中でハーモニーを創っていることを忘れないようにしましょう。自分の倍音の中に他の和音の構成要素を感じながら吹くとハーモニーの幅が一段とついてきますよ。
そんな内容の濃い基礎合奏も程ほどに、本日の1曲目「星条旗よ永遠なれ」です。
この曲は始めのEsの音色だけでこの曲だ!と判断がつくほどに音色の指定があります。全員ユニゾンでのEsですから相当エネルギーがあるはずです。
私は無我夢中でいつもはじめ4小節を吹いてしまいます。音が散るか散らないかは五分五分の賭けなのですが練習ぐらいそんな賭けを持って音色を創って欲しいと思います。
バンドの音としてはテンポがゆっくりだからではなく、音価があいまいであったり、音にエネルギーを欠いていたりし、非常に重いマーチとなっていました。
マーチの伴奏だけを取り上げて練習しましたが、頭打ちの最大限の鳴りが来るまでのタイムロスと後打ちのアタックの乱れもありテンポの統一感に欠きました。
マーチのテンポが定まることは前提条件ですが、それ以上にメロディーがたっぷりの音で歌っていなくては意味がありません。その点からみると残念ながら主旋律は全く音色をもたずにエネルギーのない目に見えない音でした。
なんだかんだ言っても主旋律の覇気がなければよいマーチにはならないですよね。リズムセクションも主旋律もエネルギッシュに合奏してほしいです。
次にマーキュリーです。
ざっと通しただけで終わりましたが、この曲は曲想そのままに演奏すればよいと思います。ただ、勢いあまって倍音のバランスが崩れることがありますから気をつけましょう。簡単な譜面ほどそういった注意が必要です。
ここから20分ほどパート練習をして、休憩です。
保護者の皆様が説明を終えられて練習会場にお越しになられました。団員としてもあまり見られながら練習という経験も少ないですから緊張しますね。日頃からの練習の姿を見てもらいましょう。諸連絡をした後に中嶋先生によるコンクールの合奏です。
1曲目は木曜日の行進曲。
これは木曜組のために片岡先生に書いていただいた私たちのマーチです。
にもかかわらずイントロ部分のサウンドに色がないですね。この曲はもともと色付けの指定がわかりやすいようでわかりにくく何も考えずに吹いてしまいます。この曲の色を明確に把握した上で演奏するともっとスキッとしたものになるのではないでしょうか。
音楽の3要素リズム・メロディー・ハーモニーのバランスがあまり考えられたものではないですね。
と言いたいところですが、本当に芯のある音を全員が出せていれば音量的なバランスがいちいち気にはならないはずです。音が薄いからこそバランスばかりに目がいってしまうものですね。
そして大仏と鹿です。
以前から譜読み譜読みとうるさく言われてきたので前回よりは曲になっているような印象を受けますがどうも譜読みに走っているように感じます。それで完璧に読めているならまだしもそうではないですからね。楽譜を読むということはあくまでも前提条件です。読めて当たり前なのです。
しかしここで注意しておきたいのは、読めて当たり前であるけれども、合奏中に音を間違えることがそこまで重大なミスかという点です。読めた上で音色を求めた結果起こしてしまったミスはそれほど重大なミスでもないですよね。どうせ失敗するならば高い理想の元で失敗しましょう。
そういった観点を持って今回の合奏を見てみるとまだまだレベルの低いミスが目立ちますね。もっと前衛的に演奏すればあと何段階もレベルの高い演奏ができるように思います。
(真浜将吾) |
2008年07月15日(火)

社会教育会館・大ホール(3F) 18:00〜21:00
指揮:中嶋 民男
18:00 集合・個人練習
18:30 パート練習
18:40 チューニング・基礎練習(Cond.中嶋)
木曜日の行進曲
大仏と鹿
20:00 休憩&連絡
20:10 パート練習
20:20 大仏と鹿(Cond.中嶋)
21:00 練習終了・後片付け
今日は強化練習です。コンクールに向けての強化練習、そうあるとコンクールへの力が大きく感じられる日でした。
最初は、中嶋団長による基礎練習です。
各基本となる音から徐々に音程を広げた跳躍でのロングトーンです。この基礎練習、もちろん楽器を響かせる基礎にもなりますが、音程を作っていくことや、チューニングを行うことの中でも重要な基礎練習です。
最初は隣の音、徐々に広がっていく音程を飛ぶことによって、跳躍の感覚を養うことと、お互いの音を聞くこと、その両輪をもっての基礎練習になります。
どうも、一部の人は低い音にいくに従って、音が浅くなっていく傾向にあるように感じました。これには、音が低くなるに従って、息がより必要になるのですが、高い音の調子で吹いてしまうと、息が足らず、音程は確かに下がっているが響きが下がらず、薄く浅い音になります。
最終的な目的は全ての音の均質化ですが、全ての音を全く同じ状態で吹くことは音は逆にばらばらになります。音程が違えばそれぞれが響きやすい倍音が響くポイントがあり、その響きやすいところで的確に演奏することができれば、最終的に出てくる音は整った音になります。
これはチューニングと一緒ですが、違うことを知ることが第一歩であり、それを修正しようと動くことが第二歩。それが続けることができれば、基礎練習の目標に到達できるかと思います。
基礎練習のあと、再びチューニング。ようやく少し、音ができてきました。その後、木曜日の行進曲の合奏になります。
木曜日の行進曲では、未だに歌い方・メロディーの感じ方に色がなく、第一マーチ、トリオを繰り返し練習をしました。
息がしっかり入った状態ならば、音は奏者に対して敏感で、奏者が強く想う感情や情景等があれば、その色に染まった音色になります。
ただ、過ぎていくだけのメロディーになっていませんか。それではいつまでも無色です。誰かが方向付けしてくれると思っていませんか。指揮者が方向付けをするには、毎日の合奏が必要です。
一方で、木曜組は音楽のやりたい人が集まっています。誰かの色より、最初は自分の色を出していいんです。結果として自分の色にならないかもしれませんが、そうやって様々な色があった上でできた色は、最初から一つの色を塗り続けた色とは比べ物にならない鮮やかな色になります。
一つの例として油絵の話をしましょう。教科書等で見る油絵は写真ですが、現実の油絵は厚みがあります。その厚みは、何層にも何層にも色を塗り重ねて、最終的な風景を想像して、明るいところには軽い色を、暗いところには重い色を、主に塗り重ねて最後にある色を塗り重ねたのがあの鮮やかな色を表現しているのです。それは、音楽の世界でもやはり一緒で、そういった何層もの役割を個々の色が担っているのです。
続いて大仏と鹿の合奏を少しだけしてから休憩に入ります。
後半の練習は、少しの間パート練習をしてから大仏と鹿の合奏です。
後半の合奏は、木曜組での合奏では珍しく、リズムを打ちながらの合奏です。基礎練習ではよくやっている練習方法で、リズムのとりにくいこの曲を丁寧に作り込んでいきました。
そこで、一つの事件が。あるパートの楽譜が途中から入れ替わっていたことが発覚しました。
楽譜は一枚一枚同じような紙ですので、この曲のように二枚目以降に楽器表記の無い楽譜の場合は渡す際に別のパートと入れ替わる可能性はゼロではありません。
もらう方にしてみれば一つのパートですが、渡す方にしてみれば三十弱あるパートから一つのパートを渡すわけです。勿論、渡す側として十分注意をしていますが、人間ですので絶対にこのようなことが無いとは言い切れません。今回、入れ替わっていたパートの方々にはご迷惑をおかけしました。
一方で、楽譜のつながりや、全体の小節数が合わない等、おかしい点があれば、スコアと照合したり、技術委員に聞いてみたり、合奏時に指揮者に質問してみたりしてください。
今でこそ、楽譜の印刷の元をコンピュータで作ることも多くなり少なくなってきてはいますが、スコアとパート譜で表記の違うことがよくあります。おかしいと思った団員が合奏中に指揮者に質問する風景は本番が近づくにつれあったものです。
今回のこの件、原因は渡し間違いですが団員からおかしいという声を聞かなかったのは少し残念にも思います。ちなみに私の楽器内では私がいるからか、パート毎でここが違うのですがあっていますか。と聞かれることが時々あります。そういう質問はどんどんして下さい。
そんな中でも、団員はむしろ逆に奮発する形で良い方向へ合奏の曲の中身が向かっていったのは、さすが音楽をしたい木曜組なんだと実感できる幸せのひとときでした。
リズムを打ち続ける合奏で、骨組みがしっかりして音に自信が付き、良い音になりつつありました。次回以降が楽しみです。
最後に
「楽譜は忠実にしなければならないけれど、間違いもある。おかしいと思ったらスコアまで。」
と思ってもらえたらと思います。
(井上雄) |
2008年07月17日(木)

社会教育会館・大ホール(3F) 18:00〜21:00
指揮:中嶋 民男
18:00 集合・個人練習
18:30 パート練習
20:00 休憩&連絡
20:10 大仏と鹿(Cond.中嶋)
木曜日の行進曲
21:00 練習終了・後片付け
強化練習から、1日空いての通常練習です。一日おきの合奏練習があると、普段とは違った心持ちになったと思います。
今日は、強化練習でのこともあり、前半はパート練習の時間を設定していました。予定では、最後に基礎合奏を考えていたのですが、中嶋団長の音色作りがうまくいっていることを感じ、中嶋団長が来るまでのパート練習となりました。もう少し、早い段階で、前半全てをパート練習と連絡できていればパート練習も少し変わったかと思い技術委員会として申し訳なく思います。
一方で、そのパート練習ですが、各パート毎で他のパートの音が大きくてパート内での音が聞き取りにくいと思う時があったと思います。このことは裏を返せば、各パートでの課題を消化するため、パートの個人個人がしっかり音を奏でていることを感じうれしく思います。
そういった、パート練習で最後の方は全体として、各パートの音がしっかり鳴っていく過程を作れたのではないでしょうか。
実際に譜面を読むことができるようになってしっかり主張ができると次は、パート内や、他のパートの音を聞くことになります。パート練習で、(勿論、自分の主張はしつつ)パート内の音を聞いて(受け容れて)演奏することにより、意識的なり無意識的にお互いの音が寄り添っていきます。そんな音ができればパートとしてのサウンドの広がりができていきます。そんな、サウンドの広がり方をこの練習のときにしていたのではないかと思います。
休憩直前に、中嶋団長が到着され、速やかに合奏の準備が整いました。この準備の速さは木曜組らしさでもあり、レベルの高い団では当たり前のことです。その当たり前ができていることが、非常にうれしく思いました。
合奏の準備はできたところで、休憩にうつりました。パート練習でヒートアップしすぎた面を少しクールダウンして、より万全な状態で合奏への流れにしておられました。
休憩、連絡後は、各パートでのチュ−ニング後、大仏と鹿での合奏です。
強化練習でのリズムを細かく感じての練習の甲斐あってか、大筋ではようやく安心して聞くことのできる演奏になりつつありました。
しかし、木曜組の目指すところはレベルの高い演奏であり、安心して聞くことのできるだけではまだスタート地点です。そこで中嶋団長のメスが再び入っていきます。
ここ数回の練習でよく言われますが、具体的に指示されてそう演奏するのは、ある程度の技術があれば誰でもできます。でも、本当は楽譜通りに演奏するのが基本です。それでも、自分なりの演奏というのは存在します。それは、音楽の中でも小さい頂点を自分で作ることです。
一つのフレーズの中に「おいしい」音というのが必ずあります。でも、その音だけを演奏するのはおかしいですよね。だからこそ、そのおいしい音を中心に、その音をおいしく感じるように演奏してあげることが自分なりの演奏になります。
まだまだ、そういう意味では未完成ですが、このまま頑張ってほしい演奏ではありました。
練習の最後に全曲通しての時間を測りました。10分30秒。制限時間からいうと余裕が大変あります。だからこそ、自由に歌えるので、自分なりの演奏を練習の時にでもすると、おもしろくなってくるのにと思います。
そんな今日は。
「おいしい音を、フレーズにひとつ」
と、思ってもらえたらなと思います。
(井上雄) |
2008年07月24日(木)

社会教育会館・大ホール(3F) 18:00〜21:00
指揮:中嶋 民男
18:00 集合・個人練習
18:30 パート練習
18:40 チューニング・基礎練習(Cond.中嶋)
木曜日の行進曲
大仏と鹿
19:50 休憩&連絡
20:00 大仏と鹿(Cond.中嶋)
木曜日の行進曲
21:00 練習終了・後片付け
今日はコンクール前最後の練習でした。コンクール前の練習とあって、音出しの時点から音の作り方も先週と随分と違って聞こえました。
私は編成的な制約等によりコンクールに出ることができないので今回の練習には、敢えて楽器を持たずにやってきました。そんなことは初めて見学会に来た○年前の五月以来のことでとても感慨深いものがあります。
そんな思いを今の木曜組の面々は(当たり前ですが)感じること無く基礎練習が始まっていきます。実は、今だから言えますが、一ヶ月以上前にの木曜組の音色はお世辞にも褒めることがすこし苦しい音色をしていました。
ここ一ヶ月間での、団員の集中した練習、そして、基礎練習と曲作りを経ての。基礎練習の音は、木曜組らしさをとりもどした生き生きとした音色でした。
欲を出してしまえば、まだ伸びる余地は十分にあるのですが、むしろ伸び始めた動き出す活力の感じられる雰囲気が出ていて大変良かったと思います。
そんな雰囲気の中にも、残念なことがあり、急遽出ることのできなくなった団員の穴を埋めるような難題をひっそり抱えつつも、本人以外はそのことを知らずに合奏は良い方向に進んでいきます。
木曜日の行進曲では、うたうということ、ここ何度も合奏で言われたことではありますが、ほんの少しうたの片鱗が見えてきたように思います。丁寧に作り上げるにはまだまだ足らない面はありますが、方向性も動き出している感触も良かったと思います。
木曜組は学校での吹奏楽部とは違い、毎日合奏することは実質的に不可能です。しかし、一方で一般のオーケストラ、吹奏楽団やプロフェッショナルな楽団にしても一つの演奏会にたいする合奏は二、三回くらいです(勿論例外が無いことはないですが)。
その中で音楽を作っていくのは、やはり個人で譜読みをするだけでなく個人が曲の中でどううたっていくのかを自ら実践するからこそ、学校のような毎日合奏をした結果作られる統一感がなくとも、むしろ個々の色をうまく混ぜることによって活き活きとした演奏になります。そんな活き活きとした演奏をする木曜組になりつつあることが非常にうれしく感じました。
大仏と鹿にうつり、休憩をはさんで大仏と鹿を再開しました。
演奏としてはまだまだ百点満点ではないにせよ、合奏の内容、雰囲気等はそれぞれがコンクール当日に生き生きとした演奏をしていく団体のものに感じられました。
木曜組にいる限り場面の方向付けというものは最初から指揮者がするのではなく、奏者がある程度してもいいのだということを思ってもらえればコンクールに出た甲斐もあったものです。
練習の最後に仕上げとして、二曲を通しました。途中までは非常に良かったのですが、あれよあれよと少し崩れかけましたが、なんとかついていっていました。外から聞いているrと一目瞭然(聞くだから一耳瞭然としたいけれど、そんな言葉は存在しない)なのですが今までにはない、かなり速いテンポで引っ張っていっていたのに気づいたでしょうか。
測らなくてもいいと言われても、外で聞いている分には測っていたのですが、九分半で全部終わりました。かなり速いです。ある程度、意図的に事故を起こしていましたが、これなら当日事故が起こっても大丈夫でしょう。
最後に
「木曜組なら合奏でもメロディの歌い方は自分で作るもの。」
と感じてもらえたらなと思います。
(井上雄) |
2008年07月27日(日)
〜中日コンクール〜
金賞&県代表受賞!!

近江八幡市文化会館・大ホール 11:30〜17:00
指揮:中嶋 民男
11:30 打楽器運搬班集合(社教)
12:30 打楽器運搬班出発
13:00 先発隊集合
13:45 全体集合
14:05 リハーサル室入
14:35 リハーサル室出
14:45 本番(Cond.中嶋)
16:30 審査発表
17:00 解散・打楽器運搬出発
【リハーサル編】
思っていたよりも会場にはやく着いてしまったせいか、なんだか待ち時間がすごく長く感じましたが、いよいよリハ室に入ります。
どこの会場に行っても思うのですが、移動のたびに迷子にならないかとドキドキします。今回はなんとか迷わずにつきました。
まずは椅子を確保して各自で音出しをしました。アップをしながらふと周りを見渡してみたり・・・それぞれみんないろんな音出しの仕方あるんやなぁと今更ながらにしみじみしてしましました。緊張しすぎて考えてることおかしいかもです・・。
そして先生の合奏でチューニングからです。本番前だからかすこし音が硬いような気がしました。何回かBbを合わせてすこし基礎練習をしました。
そのあと大仏と鹿を最初から合わせたのですが、こないだの練習ではできそうだったところが、どうしたのか全然あいません。焦りつつ何回もやりました。4,5回目くらいで、やっと元に戻ったかなという感じです。とりあえず時間も迫ってきたので木曜日の行進曲の頭だけあわせてリハーサル終了です。
本番12分のためにしてきた今までの成果を全部発揮できるように気合い入れて、舞台に向かいます!!
(山本悠生)
【本番編】
長年木曜組に携わっているが、本番の演奏を客席から聴くのはいつ以来だろうか。
前団体の演奏が終了し、舞台転換となると関係者としては、ここから期待と緊張が始まる。そして団員がステージに現れると期待は増し、心中でエールを送る私がいた。
1曲目は「木曜日の行進曲」。中嶋先生がタクトを構えると団員の表情が凛々しくなる。
少し間をとった後、タクトが振り下ろされた瞬間は、私までザッツを揃え演奏するかのように聞き入ってしまった。
マーチは全体を通して曲想どおりのクリアーな響きであった。この響きは、世代は変わっても木曜組の持つ伝統のような気がする。
私の印象としては、コードの中から特に木管のメロディーラインがクリアーに聞こえてきたことが、鮮やかさを引き立てたのではないかと思う
改善点としては若干中低音の細かいリズムがアバウトであったことと、トランペットもあともう一歩統一感が欲しいとところ。
しかし、爽やかで清潔感があり、やはり木曜組にあったマーチであることが再認識できた。
2曲目の「大仏と鹿」は出だしの軽快なリズムに引き寄せられる。
団員たちの指揮に食いついていく集中力が感じられる気迫のある演奏だった。ただ、必死さが前面に出てきており、表現に幅がなかった感じは否めない。フレーズを少し自分自身で消化し、余裕のある演奏ができることを願う。
良かった点としては、テーマごとに色彩感が変わり、聞き手としては楽しめたこと。マーチ同様、快活かつ清涼感のある演奏が印象に残る演奏でした
皆さんには滋賀県代表として選ばれた限り、恥じることのない演奏を心がけ、ケアレスミスや、自分自身が「ここの成功率は低い」と思っているところを本大会の10月までに確実にクリアーしていって欲しい。
(桂秀雄)
【おまけ:ハプニング編】
昨日は、ハプニングが大変多い一日でした。ハラハラ、ドキドキしました!!
最初に、事件が起きたのは木曜組のハプニングではないのですが、団長の中学校で起きました。なんと、予定していたバスがこなかったそうです!!バス会社の方が勘違いされたようで、急遽タクシーで会場に向かったそうです。
しかし、到着したときにはリハの時間の終わりごろだったそうです!!この話を聞いて、某団のコンクールで起きたバス故障事件を思い出しました。某団のバス故障事件の時は私もいたのですが、かなり緊張しました。きっと中学校の生徒さんも緊張されたと思います。
さて、木曜組でも団長の中学校のハプニングを上回るようなハプニングが相次ぎました。
事件1は、シンバルです。今回の運搬は、予定より早くから団員が頑張ってくれたので時間よりも早く積み込みが終わりかなり順調でした。そして、道の不安な私の車に乗ってくれた団員も、今まであまり人を乗せたことがないと不安な山本さんの車に乗っていた団員も無事にホール着きました。怖いぐらいに順調でした。
が!!!打楽器を組み立てていて事件は起きました。シンバルの入ったケースがないのです!!団員に「トラックにはのせたんやんな?」と聞くと、「そういえば、積んだ覚えがない」とか…。
急遽、取りに帰ろうと考えたのですがその時間的余裕はすでになく、コンクールに出られていた某高校に貸していただくことになりました。
その高校には、団長の教え子さんがたくさんおられました。団長から、お願をして頂いていたら「がちゃぴん先生ですよね!!!!」と生徒さん。何度か、団長の中学校にお邪魔をしに行っていたので覚えて下さっていたみたいです。名前ではなく、がちゃぴんで覚えて下さっていたのでおもしろかったです。高校のみなさん、シンバルを急遽貸して頂いてあいがとうございました。
事件2は、リハーサル室で起きました。私は打楽器の為、残念ながらリハ室には入れなかったのですが、なんとサックスの団員が「音が鳴らなくなりました!!」と言いに来たそうです。団長が、何が故障したのかと見てみると何も楽器には異常がないそうです。しかし、原因は簡単でした。スワブがベルに入ったままだったとか!?きっと緊張していたのでしょう。木管のみなさん、スワブにご用心です。
事件3は、舞台上で起きました。それも私に!!前の団体の演奏が終わり、木曜組の出番になりました。楽器をセッティングをしていると、村中くんの使うトライアングルのひもがないのです。
私:「トライアングルのひもは?」
村:「トライアングルについています」
私:「ひもないで!!」
村:「えっっ!?」……。
私の脳裏に浮かんだのは、私の髪の毛をまとめていたゴムでした。私は、勢いよくゴムを髪の毛から取りました。するとゴムに付いていたキラキラノ飾りはじけ取れたのですが、それどころではなく急いでトライアングルにつけました。
ちょっと音が悪かったのですが、何とか本番を乗り越えることができました。実は、このゴム一目ぼれして前日に京都でかったゴムでした。
事件4は、本番後に起きました。写真を撮り終わって先に楽器を片付けに打楽器の大人3人で行きました。片付けていると、山田さんが「グロッケンがないですよ!?」と気付いて下さいました。そして、山田さんが走って舞台の裏に行ってくださると、寂しそうに舞台そでにおいてあったそうです。山田さん、演奏以外でも助けていただき本当にありがとうございます。
本当に事件が多い一日でした。
(松田佳子) |