♪木曜組HP♪
練習日記!!
2008.08.28(木)
♪井上雄
【通常練習】
▽18:00 集合・個人練習
▽18:30 チューニング・基礎練習、組曲「カレリア」より行進曲風に、歌劇「セルセ」よりオンブラマイフ、交響詩「禿山の一夜」、チャールダーシュ
▽19:50 休憩&連絡
▽20:00 主よ人の望みの喜びよ、小フーガ ト短調、歌劇「魔笛」より序曲、劇的音楽「ファウストの劫罰」よりラコッツィ行進曲、動物の謝肉祭より、ポーギーとベス
▽21:00 練習終了・後片付け
夏休み最後の練習です、このところ不安定な天気が続きます。今日の練習の最初の印象はそんな天候にどこか似ている響きのない音で基礎が始まったのではないかと思います。
何か心配事があるのか、音の方向性が見えずに響いてもいないのでピッチのずれがより顕著に表れていて、各パート毎でのチューニングをやり直します。コンクール前の響きを知っていると少し寂しさを感じました。
基礎練習でもどうも響きが曇っており先行きが非常に心配なまま曲の合奏に入ってしまいました。最近、皆さん基礎をおろそかにしていませんか。基礎をさぼると譜読みをしても曲は響きません。
カレリアの練習では今回のコンサート全体に通じることを言われました。オーケストラからアレンジされている曲において、今パートはオーケストラでは何のパートであるかをカレリアを通じて様々な箇所で元のパートがどういった演奏法で演奏しているのかを示されました。
こういった自分の楽器以外の奏法を知ることは音楽を続けていく上で非常に大切なものになっていきます。これを機に学んでいってもらえたらなと思います。
今回のようなアレンジの曲を演奏するときは勿論のことですが、オリジナル曲でも作曲家が元々どんな楽器を特に知っていたかによって楽譜の書き方が変わります。裏を返せば、作曲家毎に読み方を変えなければならないのです。
皆さんが知っているような有名な作曲家でさえ、弦楽器としてはあってはならないスラーを書いています。だからこそ、他の楽器の奏法は学んでおく必要があるわけです。
続く、オンブラマイフでは歌詞の内容を説明されました。だいたいの雰囲気はつかめたのではないでしょうか。前回より旋律も浮き出てきつつあるので良い方向だと思います。ただ、こういった単純な曲ほど全員がしっかり響いていないと邪魔をしてしまいます。
この時代では楽器も編成も今の時代より小さなものでした。それゆえにレガートやスラーが演奏できる楽器はかなり限られており、むしろ現代になって書いてあるということを特別に思ってください。
前半最後の曲は、チャールダーシュで初見でした。ここ数回の初見の合奏の中でどう考えても良くない部類でした。集中力が途切れているように感じます。どれだけ難しくても、一人で練習しているわけではないので、まず拍の頭の音は必ず間違えずに演奏してください。次に優先として細かい音を埋めていくイメージで初見をすると雰囲気は大きく良くなります。
休憩が終わりフーガからです。短調の基本ともいえる和声的短音階の導音にあたる音の臨時記号を落とすのは、譜読み以前に基礎的な音階が体にしっかり染み付いていないことの証です。
皆さん、長音階だけ練習していませんか。短音階を練習したとしても自然的短音階だけを練習していませんか。自然的短音階は一見聞くと普通なのですが、実際の曲で使われる機会は少ないので、他の短音階をしっかり練習しておいてください。この基礎的なミスを目の当たりにしてかなり落胆しました。
次の曲は魔笛ですが、弦楽器は皆さんが思っているよりはっきりと音が出ます。もっと積極的に自分自身の方向性を出してほしいのですが、その為にはもっと音の入りをふわっとしていない、はっきりとしたものにしないと主張は聞こえません。
皆さんも喋るときに子音がはっきり聞こえない、入れ歯の抜けたり呂律のまわらないような声では何を言っているかわからないのと同じことです。もう、回数をやっているので譜読みもできているでしょうに残念です。
続くラコッツィ行進曲は、前回の練習の方がメリハリがまだついていたように感じました。前回の練習で少し安心したのでしょうか。練習が終わった後に幹事のT田先輩と話していましたが、数千回通して練習するか、10回連続でノーミスで通せるかのレベルまでいけば安心できるのではないでしょうか。
さすがにこれから数千回通すことも10回連続でノーミスで通すのは非現実的ですが、せめてそれに近づく意識を持ってほしいです。(ちなみに、どっちが最終的な回数が多くなるかは実力次第ですが、実はどっちも回数的には同じくらいになりますよ。やってみればわかります。)
この後、動物の謝肉祭等の練習が続きますが、どうも集中力がないような、響きの伝わらないメリハリのない練習でした。次回ははっきりとした演奏になっていることを願います。
最後に今回の演奏会でオーケストラのアレンジをとりあげましたが、
「吹奏楽だけでなく、吹奏楽ができてくる為に必要であった教会音楽やオーケストラの音楽をもっと知ってもらえたらな」
と思います。それは、吹奏楽をやるうえで吹奏楽だけをしっているよりも遥かに良い演奏ができる道の一つです。
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吹奏楽団木曜組