♪木曜組HP♪
練習日記!!

2008.07.15(火)
♪井上雄

【通常練習】
▽18:00 集合・個人練習
▽18:30 パート練習
▽18:40 木曜日の行進曲、大仏と鹿
▽20:00 休憩&連絡
▽20:10 パート練習
▽20:20 大仏と鹿
▽21:00 練習終了・後片付け

 今日は強化練習です。コンクールに向けての強化練習、そうあるとコンクールへの力が大きく感じられる日でした。
 
 最初は、中嶋団長による基礎練習です。
 
 各基本となる音から徐々に音程を広げた跳躍でのロングトーンです。この基礎練習、もちろん楽器を響かせる基礎にもなりますが、音程を作っていくことや、チューニングを行うことの中でも重要な基礎練習です。
 
 最初は隣の音、徐々に広がっていく音程を飛ぶことによって、跳躍の感覚を養うことと、お互いの音を聞くこと、その両輪をもっての基礎練習になります。
 
 どうも、一部の人は低い音にいくに従って、音が浅くなっていく傾向にあるように感じました。これには、音が低くなるに従って、息がより必要になるのですが、高い音の調子で吹いてしまうと、息が足らず、音程は確かに下がっているが響きが下がらず、薄く浅い音になります。
 
 最終的な目的は全ての音の均質化ですが、全ての音を全く同じ状態で吹くことは音は逆にばらばらになります。音程が違えばそれぞれが響きやすい倍音が響くポイントがあり、その響きやすいところで的確に演奏することができれば、最終的に出てくる音は整った音になります。
 
 これはチューニングと一緒ですが、違うことを知ることが第一歩であり、それを修正しようと動くことが第二歩。それが続けることができれば、基礎練習の目標に到達できるかと思います。
 
 基礎練習のあと、再びチューニング。ようやく少し、音ができてきました。その後、木曜日の行進曲の合奏になります。
 
 木曜日の行進曲では、未だに歌い方・メロディーの感じ方に色がなく、第一マーチ、トリオを繰り返し練習をしました。
 
 息がしっかり入った状態ならば、音は奏者に対して敏感で、奏者が強く想う感情や情景等があれば、その色に染まった音色になります。
 
 ただ、過ぎていくだけのメロディーになっていませんか。それではいつまでも無色です。誰かが方向付けしてくれると思っていませんか。指揮者が方向付けをするには、毎日の合奏が必要です。
 
 一方で、木曜組は音楽のやりたい人が集まっています。誰かの色より、最初は自分の色を出していいんです。結果として自分の色にならないかもしれませんが、そうやって様々な色があった上でできた色は、最初から一つの色を塗り続けた色とは比べ物にならない鮮やかな色になります。
 
 一つの例として油絵の話をしましょう。教科書等で見る油絵は写真ですが、現実の油絵は厚みがあります。その厚みは、何層にも何層にも色を塗り重ねて、最終的な風景を想像して、明るいところには軽い色を、暗いところには重い色を、主に塗り重ねて最後にある色を塗り重ねたのがあの鮮やかな色を表現しているのです。それは、音楽の世界でもやはり一緒で、そういった何層もの役割を個々の色が担っているのです。
 
 続いて大仏と鹿の合奏を少しだけしてから休憩に入ります。
 
 後半の練習は、少しの間パート練習をしてから大仏と鹿の合奏です。
 
 後半の合奏は、木曜組での合奏では珍しく、リズムを打ちながらの合奏です。基礎練習ではよくやっている練習方法で、リズムのとりにくいこの曲を丁寧に作り込んでいきました。
 
 そこで、一つの事件が。あるパートの楽譜が途中から入れ替わっていたことが発覚しました。
 
 楽譜は一枚一枚同じような紙ですので、この曲のように二枚目以降に楽器表記の無い楽譜の場合は渡す際に別のパートと入れ替わる可能性はゼロではありません。
 
 もらう方にしてみれば一つのパートですが、渡す方にしてみれば三十弱あるパートから一つのパートを渡すわけです。勿論、渡す側として十分注意をしていますが、人間ですので絶対にこのようなことが無いとは言い切れません。今回、入れ替わっていたパートの方々にはご迷惑をおかけしました。
 
 一方で、楽譜のつながりや、全体の小節数が合わない等、おかしい点があれば、スコアと照合したり、技術委員に聞いてみたり、合奏時に指揮者に質問してみたりしてください。
 
 今でこそ、楽譜の印刷の元をコンピュータで作ることも多くなり少なくなってきてはいますが、スコアとパート譜で表記の違うことがよくあります。おかしいと思った団員が合奏中に指揮者に質問する風景は本番が近づくにつれあったものです。
 
 今回のこの件、原因は渡し間違いですが団員からおかしいという声を聞かなかったのは少し残念にも思います。ちなみに私の楽器内では私がいるからか、パート毎でここが違うのですがあっていますか。と聞かれることが時々あります。そういう質問はどんどんして下さい。
 
 そんな中でも、団員はむしろ逆に奮発する形で良い方向へ合奏の曲の中身が向かっていったのは、さすが音楽をしたい木曜組なんだと実感できる幸せのひとときでした。
 
 リズムを打ち続ける合奏で、骨組みがしっかりして音に自信が付き、良い音になりつつありました。次回以降が楽しみです。
 
 最後に
 
 「楽譜は忠実にしなければならないけれど、間違いもある。おかしいと思ったらスコアまで。」
 
 と思ってもらえたらと思います。

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吹奏楽団木曜組